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09.12 09:37

中国IoT産業、規模が1兆元弱に成長

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モノのインターネット(IoT)は各国が争奪戦を展開する産業の要衝だ。中国工業・情報化部、中国科学技術部、江蘇省人民政府が主催する世界IoT博覧会・世界IoT無錫サミット2017が、10日に開かれた。出席者は、IoTが第四次産業革命を推進し、次世代特大企業を生む可能性が高いと判断した。

 江蘇省委員会の李強書記は「IoTは新しい連結方法だが、無数の連結は必然的に次世代特大企業を生む。IoTは次世代情報通信技術の典型的な代表であり、その高度発展と応用は既存の産業分野と要素資源を、相互浸透・融合・統合により一つにまとめ、産業チェーンの延長と突破を実現する。これにより産業の境界線をあいまいにし、業界を跨ぐ融合の流れをより顕著にする。現状を見ると、スマート・健康・環境は産業の業界を跨ぐ融合で最も強みを持ち、最も大きな需要を持つ、最も進展が可能な3大分野だ」と表明した。

 中国工業・情報化部の羅文副部長は「中国はすでにチップ、部品、設備、ソフト、システムインテグレーション、電気通信運営、IoTサービスなど整ったIoT産業チェーンを構築している。すで設置されているロボットと端末は1億台を突破しており、IoT産業規模は2009年の1700億元から2016年の9300億元に拡大し、年平均成長率は25%以上となっている。製造業の重点業界のスマート化改造をめぐり、一連の試行・模範プロジェクトを実施し、生産・製造の全過程・全バリューチェーン及び製品の全生命周期の深い感知、動的観測、データ集計、スマートな決定を推進し、産業の質と効果の向上を促す」と述べた。

 中国科学技術部党組書記の王志剛副部長は「情報化の今日までの発展により、コンピュータやインターネットの時代からIoTまで拡張している。さらに感知技術、ビッグデータ、人工知能など新たなテクノロジーを含め、これを基礎とし第四次産業革命を起こす可能性が高い。第13次五カ年計画期間(2016−20年)は、情報技術分野における集積・応用能力を強化し続け、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、スマートハード、インターネット、高性能計算、IoT、スマート都市などの分野で業界を跨ぐ集積と垂直統合の実現を促し、経済発展の新しい空間を切り拓く」と話した。

 アリババ・グループの馬雲会長は「IoTとクラウドコンピューティングとビッグデータを合わせることで、真の未来になる。データは将来的に最も重要な生産資料になり、計算能力は大きな生産力になる。新型小売に続き、新型製造という大きな変革が訪れる。多くの製造業が今後10−15年の間に味わう苦しみは、今日の想像をはるかに上回るだろう。未来の製造業は規模化やラインに頼るのではなく、個性的でオーダーメイド化される。B2Cではなく、C2Bになるはずだ」と予想した。

 

 

 

 

(チャイナネット)

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