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01.09 12:34

中国観光業、新しい消費で新たな旅路に

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 現代中国人の消費の現状を最も分かりやすく反映するのは、どの業界だろうか。それは伝統的かつ現代的である観光業だ。元旦に伴う連休中、国内旅行者数と収入が2桁台の伸び率を示した。国家観光局データセンターの総合的な計算によると、2018年元旦連休中の全国国内旅行者数は前年同期比11.08%増の延べ1億3300万人に達した。国内観光収入は11.22%増の755億元。

 2017年上半期だけでも、国内旅行者数は延べ25億3700万人、観光収入は2兆1700億元に達した。通年の具体的なデータはまだ公表されていないが、国内旅行者数は延べ50億人を軽く超える見通しだ。

 観光消費の活況が続く中、中国観光産業はこの1年間に渡り大きく前進した。交通、宿泊、外食、観光地のすべてが「全域観光」(観光業を中心とした地域発展)の傾向を示しており、1000万件の具体的なプロジェクトはその他の産業と融合し促進しあう形式を生んでいる。

 中国観光研究院と螞蜂窩は先ほど、「世界を再発見:世界自由旅行報告書2017」を共同発表した。同報告書によると、中国はすでに全面的に「分散化観光時代」に入っている。90年代生まれの新消費主体の登場、川下から川上へと加速するサプライチェーンの世代交代、消費のモバイル化、需要の個性化、目的地のIP化、商品の細分化のトレンドが強まっている。

観光消費・需要側の変化は、川上の供給側にも波及している。中産階級の拡大に伴い、新たな消費者が中国観光業の新消費業態の登場を促している。これにより一連の観光供給側構造改革が生じた。2016年12月に打ち出された「第13次五カ年計画観光発展計画」は、観光商品の革新の推進に力を入れ、観光の新供給を拡大するとした。観光消費業態のアップグレード、発展理念の変化をめぐる行動が始まっている。

 観光供給側構造改革はこの1年間で掘り下げられ、「観光+」が観光業及びその他の産業の融合・発展の新モデルになった。湿地旅行、中国医薬健康旅行、スポーツ旅行、氷雪旅行、産業旅行、森林旅行、研究・学習旅行などが発展した。観光の機能が大幅に拡大され、人々の観光消費に新たな選択肢をもたらした。

 研究・学習旅行は、中国教育部の政策により急発展した。データによると、中国の遊学旅行者数は2014年以降に急増し、域内は2014年の140万人から2017年の340万人に、域外は35万人から85万人に増加した。遊学市場は毎年成長している。低年齢化は国内遊学市場の大きな特徴になっており、保護者は子供の遊学先をより理性的に考えるようになった。

 極地旅行を始めとする高級旅行は近年、精神の満足を求める人々の存在で急成長している。南極に上陸する中国人客数は、2008年の時点では延べ100人未満だったが、2016年には延べ3944人に達し、9年間で40倍弱に増えた。南極を訪れる中国人客数は、すでに世界2位となっている。

 

 

 

 

(チャイナネット)

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