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習近平総書記と金正恩委員長が会談
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習近平中共中央総書記(国家主席)は8日、同日北京に到着した金正恩朝鮮労働党委員長(国務委員長)と会談した。両首脳は親しさと友好的な雰囲気の中、中朝関係や共に関心を抱く問題について踏み込んだ意見交換を行い、重要な共通認識にいたった。双方は中朝関係が新たな時期において新たな発展を引き続き手にすることができるよう共に努力し、朝鮮半島問題の政治的解決プロセスを推進し続け、両国民により良い幸福をもたらし、地域と世界の平和・安定と繁栄・発展のために積極的な貢献をしていくという合意に達した。新華社が伝えた。
習総書記は、「金正恩委員長が新年早々、両国の国交樹立70周年を迎えるにあたり訪中したことは、金正恩委員長が中朝のこれまでの伝統ある友情を非常に重視し、中国の党と人民に対する友情を十分に表わしている。私はこれを高く評価するとともに、中国の党・政府・人民を代表して、朝鮮の党・政府・人民に心を込めて新年の挨拶を申し上げる」とした。
そして、「中朝関係は昨年、両国が共に努力し、新たな歴史の一章を開いた。双方は実際の行動を通じて中朝の友情の強大な生命力を示し、朝鮮半島問題の政治的解決プロセスの推進に共に努力するという中朝の揺るぎない意志をはっきりと示した。今年は中朝国交樹立70周年であり、中朝関係の発展にとって先人の事業を受け継ぎ将来の発展に道を開く重要な意義がある。私は金正恩委員長と共に、中朝関係の将来の発展をしっかりと先導していきたい。双方は上層部交流を保ち続け、戦略的な意思疎通を強化し、友好的交流・協力を深化し、中朝関係の長期にわたる健全で安定的な発展を後押しする必要がある」と力強く語った。
金委員長は、「習総書記が年初の多忙な折、われわれの訪中を受け入れてくれたことに心から感謝するとともに、朝鮮の党・政府・人民を代表して中国の党・政府・人民に親しみを込めて新年の挨拶を申し上げる習総書記の心を込めた配慮をうけ、昨年、朝中関係は新たな高みにいたり、新たな一章を記した。私の今回の訪中は、両国の国交樹立70周年を契機に習総書記と朝中のこれまでの伝統ある友情と交流・協力の強化について踏み込んで見解を交わし、朝中友好関係の強化・発展を後押しすることを望んでのものだ」と表明した。
また朝鮮半島情勢に関して、習総書記は朝鮮半島の平和・安定維持、非核化推進に向けた朝鮮側の積極的な措置を積極的に評価し、「昨年、中朝及び関係各国の互いの努力で、朝鮮半島問題の政治的解決プロセスは重大な進展を得た。現在、朝鮮半島の和平対話という大勢がすでに形成され、対話を継続して成果を出すことが国際社会の一致した期待と共通認識となっており、朝鮮半島問題の政治的解決は貴重な歴史的チャンスを迎えている。中国側は朝鮮側が引き続き朝鮮半島の非核化という方針を堅持すること、北南が関係改善を続けること、朝米が首脳会談を開き成果を得ること、関係各国が各自の理にかなった懸念について対話を通じて解決することを支持する。そして朝米が向き合って進むことを希望する。中国側は朝鮮側及び関係国と共に努力して、朝鮮半島の平和・安定の維持、朝鮮半島の非核化実現、地域の長期的な安定平和のために積極的・建設的役割発揮したい」と表明した。
金委員長は、「昨年、朝鮮半島情勢に緩和が生じた。この件に関して中国側が発揮した重要な役割は誰の目にも明らかであり、朝鮮側は高く評価し、心から感謝する。朝鮮側は引き続き非核化の立場を堅持し、対話と協議を通じて朝鮮半島問題を解決し、第2回朝米首脳会談において国際社会が歓迎する成果を得られるよう努力する。関係国が朝鮮側の理にかなった懸念を重視し、前向きに対応し、朝鮮半島問題の全面的解決を共に後押しすることを希望する」と表明した。
双方はまた各自の国内情勢を報告しあった。習総書記は「今年は新中国成立70周年の年。70年間の歩みの中で、中国共産党は中国人民を指導して、立ち上がり、豊かになり、強くなっていくという歴史的飛躍を迎えた。中国共産党には中国全土の各民族の人民を団結させ、率いて、あらゆる艱難険阻や危険、試練に打ち勝ち、奮闘目標『2つの百年』と中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向けて勇躍前進する決意と自信がある。朝鮮労働党は新戦略路線を実施してから1年で、前向きな成果を少なからず得ており、平和を愛し、発展を図る朝鮮の党と人民の強い意志を示し、朝鮮人民の心からの支持と国際社会の積極的な評価を得ている。中国側は金正恩委員長が朝鮮の党と人民を率いて新戦略路線を貫徹実行し、経済発展と民生改善に力を集中することを断固として支持する。朝鮮人民は必ずや社会主義建設事業において新たな、さらに大きな成果を得続けるものと信じている」と表明した。
金委員長は、「私は過去1年足らずで4回訪中し、中国の経済的・社会的発展の成果及び奮起して国家の富強を図る中国人民の精神に深い感銘を受けた。朝鮮側は中国の発展経験は非常に貴重であると考えている。中国を何度も訪れて現地で視察し、交流したい。中国人民は習総書記を核心とする中国共産党の指導の下、新時代の中国の特色ある社会主義の道において新しい偉大な成果を創造し続け、奮闘目標『2つの百年』と中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に成功するものと信じている。朝鮮労働党は朝鮮人民を率いて引き続き新戦略路線の実行に力を入れるとともに、そのために優れた外部環境を築いていく」と表明した。
「人民網日本語版」