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04.29 08:46

「一帯一路」は開放型の世界経済に新たな歴史を作る

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第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムは27日、首脳級の円卓会議で共同声明を採択し閉幕した。出席した各国首脳らは、「一帯一路」イニシアチブや他の協力・戦略を含むパートナーシップを通じて、サブリージョン、リージョン、グローバルの各レベルでの国際協力を強化し、共同繁栄の明るい未来を切り開くことへの決意を表明するとともに、サミットフォーラムの定期的な開催や関連する後続活動の開催に期待を示した。今回のサミットフォーラムでは、283項目の実務的成果と640億ドル以上の協力プロジェクトが成立した。このことは、ますます多くの国と人々が、「一帯一路」上で相互に連結し、協力、発展、繁栄に共に取り組む揺るぎない協力パートナーとなっていることを示している。


この6年間、各当事者の共同の努力により、「一帯一路」建設は相互連結の枠組みがすでに基本形成されている。それには、アジアと欧州に向かう六大国際経済協力回廊や、相互に連結された鉄道、道路、水道、航空、パイプライン、情報などの各ネットワークが含まれ、多数の協力プロジェクトが根付き、150以上の国や国際機関が中国と「一帯一路」共同建設の協力文書に調印している。世界銀行は最近発表した複数の研究報告で、「一帯一路」イニシアチブについて「参加国間の貿易量を4.1%を増やし、世界の輸送時間を平均1.2%~2.5%短縮し、貿易総コストを1.1%~2.2%下げ、世界の直接投資を増やし、世界の貿易と就業に対し、特に低収入国の経済成長にポジティブな影響を生み出している」と指摘している。


「一帯一路」の質の高い共同建設は、各当事者のコンセンサスとなっており、「一帯一路」建設が終始、発展の角度から問題を見て、発展の完備化において絶えず質を高め、効率を上げるのを助力している。フォーラム期間中、参加国の代表者は「廉潔シルクロード北京イニシアチブ」を提唱した。これは中国が各国と腐敗と闘うための国際協力を強化する決意を表明するものであり、「一帯一路」を「廉潔の道」「法治の道」とする行動だ。「一帯一路」グリーン発展国際連盟の成立、および中国が英国、フランス、シンガポールなどの国・地域の主要な金融機関と調印した「『一帯一路』グリーン投資原則」は、「一帯一路」建設グリーン発展協力を実現するための重要な原則とプラットフォームを固めるものだ。各当事者は、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」への支持を「一帯一路」の共同建設に統合し、国際上で普遍的に認められたルールや基準、最良の実践を結合し、経済成長や社会発展、環境保護を統一的に推進し、各国がその中で恩恵を受け、共同発展を実現することで合意した。中国財政部が発表した「『一帯一路』債務の持続可能性に関する分析フレームワーク」は、中国が「一帯一路」を共同建設する国々と共に債務管理水準を高め、持続可能な融資を促進し、持続可能で包括的な成長を実現することを示している。


習近平主席が指摘したように、「一帯一路」の共同建設は、経済グローバル化の歴史的潮流に順応し、グローバルガバナンス体系変革の時代的要求に順応し、各国の人々のより良い生活を送りたいという強い願望に順応するものだ。フォーラムに出席したモザンビークのニュシ大統領は、「一国主義や孤立主義は貧しい海上により多くの孤島をもたらすだけであるのに対し、『一帯一路』は民心の通じ合う偉大な歴史的流れを溶け込ませることに注力している」と指摘した。人類運命共同体構築の道の上で、各国の人々は「一帯一路」を通じてより良い生活を創造するために手を携えている。








「中国国際放送局」


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