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07.18 15:18

下半期の中国消費市場、安定しつつ前進へ=商務部

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商務部市場運行司の責任者は17日、上半期の国内消費市場の運行は全体的に安定し、下半期は安定しつつ前進の流れを示すと予想されると述べた。


同責任者によると、上半期の消費市場には主に次のいくつかの特徴があった。


基本的な生活の消費が旺盛だった。上半期の全国飲食収入は前年同期比9.4%増で、全国住民教育・文化・娯楽消費支出は10.9%増、医療・健康消費支出は9.5%増。住民最終消費支出に占めるサービス消費の割合は49.4%で、前年同期比0.6ポイント増。


オンライン小売が高い伸び率を示した。上半期の実物商品オンライン小売額は前年同期比21.6%増で、社会消費財小売総額の19.6%を占めた。国家郵政局のデータによると、上半期の全国宅配業務量は25.7%増の277億6000万件。商務部のビッグデータ観測によると、「6.18ショッピングキャンペーン」の期間中、全国の実物商品オンライン小売総額は前年同期比27.5%増となった。

農村部と中西部の伸び率が高かった。上半期の農村部消費財小売総額は前年同期比9.1%増で、伸び率が都市部を0.8ポイント上回った。中西部は高い伸び率を維持した。江西省、雲南省、河南省、湖北省、四川省の1−5月の社会消費財小売総額の伸び率はいずれも10%以上で、全国平均水準を上回った。


商務部市場運行司の責任者は、次のように述べた。上半期の中国消費市場は複雑で変化の激しい国際経済貿易環境を迎えながらも、成長の高い柔軟性を示した。下半期の消費市場は依然として大きな圧力を迎えるが、国民経済の安定しつつ前進、都市部住民の雇用安定及び所得の高成長の維持といった好材料がある。さらに国による大幅な減税・費用削減、開放拡大、消費促進体制・メカニズムの改善、都市部老朽化住宅地の改築の加速といった政策措置のさらなる実行に伴い、住民の消費の潜在力が絶えず引き出される。消費市場は下半期に安定しつつ前進の流れを示すだろう。









(チャイナネット)


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