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08.21 09:46

極地の海氷、今年7月は過去最小に

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米海洋大気庁(NOAA)は木曜日、「衛星データによると、今年7月に極地の氷層が過去最低水準まで縮小した。さらに7月の世界の平均気温は20世紀の平均気温である15.8度を0.95度上回り、1880年の記録開始以降で最も暑い7月となった」と発表した。Phys.orgが伝えた。


NOAAによると、今年7月に気温が過去最高に上昇した。地球上の大半の地域がかつてない高温に見舞われた。記録的な暑さにより、北極と南極の海氷が過去最低水準まで縮小した。


この結果はEUのコペルニクス気候変動サービスが5日に発表したデータによって裏付けられた。しかし新しいデータによると、今回の新記録と2016年7月の最高記録の差は、先ほど発表された差よりも大きくなっている。欧州は先月熱波に見舞われ、気温が過去最高になった。米国は中西部の平原から大西洋の海岸にかけ、1億5000万人弱が熱波に見舞われた。現地メディアの報道によると、少なくとも6人が死亡した。


この記録的な高温が注目されているのは、前回の最高記録が強いエルニーニョ現象の後のものだったからだ。エルニーニョ現象は世界の平均気温を押し上げる。


NOAAは「データによると、2005年以降の気温トップ10の7月のうち、9カ月が過去5年内だった。アラスカは2005年の記録開始後で最も暑い7月を迎えた。欧州の複数の国の高温記録も更新された。今年7月は同時にアフリカで史上最も暑い月だった」と発表した。


当然ながら一部の地域の気温は平均を下回った。これにはスカンジナビア半島の一部地域、ロシア西部と東部が含まれ、平均気温を1.5度以上も下回った。


また北極海の平均海氷面積が7月に190万平方キロの過去最小を記録し、過去の平均水準を19.8%下回った。2012年7月の記録を更新した。


南極の海氷の平均面積は67万5000平方キロで、1981−2010年の平均面積を4.3%下回り、記録開始から41年で最小の7月となった。






(チャイナネット)


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