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烏鎮、新技術・新応用の進化を示す
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第6回世界インターネット大会が22日、烏鎮で閉幕した。AI、ビッグデータ、IoTなどの新技術・新応用・新業態が初公開された。これには工業、交通、教育、医療、警備、娯楽などの各分野が含まれる。烏鎮はこれら先端技術の「試食者」になった。烏鎮を「クリック」することで、世界のインターネット先端技術の新成果を観察できる。
烏鎮大街では1台のSUVが正常に走行していた。その「ドライバー」は、数キロ離れた5G操作プラットフォームの前に座っていた。空間を隔てた場所でクリックすることで、旅人は時空を飛び越え、良渚古城の川、水田、宮殿を歩むことができた。展示館の外では、かわいらしい5Gパトロールロボットが自主的にパトロールを行っていた。ロボットアームが巧みにピアノを演奏し、耳に快い音楽が響き渡った。
革新的な技術のけん引を受け、新応用・新産業が急増している。テンセントの眼底疾患スクリーニングAIシステムが注目を集めた。技術者は「1度の眼底検査にかかる時間は数分のみだ。眼疾患のほか、糖尿病や高血圧などの全身性の疾患の痕跡を捕捉できる」と述べた。
賑やかなインターネットの直観的な体験の他に、未来に影響を及ぼすテクノロジーが烏鎮で人々の前に姿を現した。
大会の会期中、世界インターネット先進技術成果発表イベントが注目を集めた。最終的に15件の世界インターネット先進技術成果が選出された。これらはすでに人類の暮らし、科学技術の進歩、経済発展、社会の発展に力強い動力を提供しているか、今後提供しようとしている。
例えば清華大学類脳計算研究センターが開発した天機チップは、世界初の異種融合類脳計算チップだ。計算・保存融合及び脱中心化のメニーコア構造を持つ。チップ1枚に156の計算機能コアがある。これは自動運転、無人機、スマートロボットなどに応用できる。
中国工程院院士の鄔賀銓氏は「インターネットの更新は、人類社会を全面的な感知、信頼性の高い伝達、スマートな処理、正確な方針決定のスマートな時代に押し進める。これらの変化の予見は、世界インターネット先進技術成果発表イベントの開催の主旨だ。これによりインターネットも自身の潜在力を絶えず掘り起こし、より優れた挑戦的な未来に向け自信を高め、力を集めることができる」と述べた。
(チャイナネット)