現在位置 : 天健ネット > 日本語版トップ >
11.04 10:51

第2回輸入博覧会、「世界を買う」盛宴を迎える

テキストサイズ

中国国際輸入博覧会において、「世界を買う」はすでに共通認識になっている。今年の輸入博覧会は展示面積を計2回拡大し36万平方メートル以上としているが、依然として展示ブースが不足している。170以上の国・地域の3000社以上、50万人以上のバイヤーが参加を申請しており、うち1000社以上が今年初出展となる。「世界初公開」「中国初公開」がさらに増える。

より大規模でハイレベルな第2回中国国際輸入博覧会が、今月5日に上海市で開幕する。今回は出展企業を3000社以上集めており、うち1000社以上が初出展となる。輸入博覧会という機会を利用し、中国の全面的な対外開放がもたらす「ボーナス」を実感し、これを共有する国と企業が増えている。

開催が間近に迫り、地元で世界の高品質商品を体験できる中国人消費者、それから各国の出展企業が強い意欲を示している。

輸入博覧会は中国の企業界及び海外の出展企業にとって非凡な意義を持つ。

複数の出展企業及び国は、輸入博覧会は中国のさらなる対外開放、ビジネス環境の改善の約束を示すものと見ている。

第1回輸入博覧会の主賓国の一つであるフランスは早い段階で、第2回も引き続き主賓国になることを確認していた。

マクロン仏大統領は先ほど、フランスは貿易、民間用原子力、航空、文化などの分野における中国との交流及び協力を掘り下げたいと表明した。また間もなく中国を国賓訪問し、第2回輸入博覧会に出席することに心から期待していると表明した。フランスパビリオンでは世界的な影響力を持つフランス企業16社、6つの地域圏、フランス公共機関が展示を行う。

ドイツの出展企業が増加し、今年は205社が出展する。共同パビリオンで出展することで、企業(特に中小企業)の知名度と注目度を高めることができる。

ドイツ商工会議所上海代表所の代表者であるSimone Pohl氏は「今年はドイツからの出展企業が増加する。これは昨年の第1回輸入博覧会がドイツ企業に良好な場を提供したからだ。ドイツ企業と公共部門のパートナーのより緊密な関係の構築を促進し、中国の既存の、もしくは潜在的なビジネスパートナーとの関係を作ることができる」と述べた。

シンガポール企業も第1回輸入博覧会で多くの成果を手にした。シンガポール商工会議所はより大規模で多様な企業代表団を率いて出展する。シンガポール企業84社はサービス・貿易、食品・農業、テクノロジー・生活のパビリオンで展示を行う。展示面積は前年比12%増の1600平方メートルにのぼる。

シンガポール商工会議所主席の張松声氏は「シンガポール企業は前回、意欲的に出展し、大きな収益と効果を手にした。ビジネスマッチングだけでも、両国企業は15件の協力了解覚書に署名した。その規模は価値にして1億5200万シンガポールドルにのぼる。今年はより多くのシンガポール企業が中国で革新的な製品とサービスを提供し、中国及び世界における協力ネットワークの拡大を模索するが、これはまことに喜ばしいことだ」と話した。



(チャイナネット)」

    関連情報