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11.08 08:47

ドイツ出展企業:輸入博覧会は絶好の機会

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第2回中国国際輸入博覧会が11月5日に上海で開幕した。前回の主賓国の1つであるドイツの今年の参加企業は昨年より多い205社に達した。ドイツ企業のシーメンス・ヘルシニアーズは輸入博覧会に再び参加した。中国網の取材に対し、同社の中国エリア総裁の王皓氏は、輸入博覧会は外国企業に大きな貿易プラットフォームを構築し、外国企業が中国の顧客のニーズを深く理解し、中国市場を発展させるきっかけも提供したと述べた。

中国医療業の変革と発展を示す

王皓氏によると、シーメンス・ヘルシニアーズは1992年に中国に進出した。2018年末時点で、同社は中国に3つの研究基地と2つの研究センターを保有し、中国の1万2000軒の病院に商品およびソリューションを提供した。中国は同社にとって世界で2番目に大きい市場である。

近年、中国の医療設備業界に多くの新しい発展の動きが現れ、遠隔診療や人工知能(AI)アシスト診断などの新しい業務形態がある。王皓氏は、中国経済の成長、平均所得の増加により生活の質と健康に対する理想は絶えず高まり、医療業にも幅広い発展余地を与えたと考える。

王皓氏は、「中国市場をより深く理解し、現地化した多くの商品とソリューションを提供し、中国の医療サービス提供者の変化し続けるニーズを満たしたい。我々にとって、輸入博覧会は大きな貿易プラットフォームというだけでなく、中国の顧客のニーズを深く理解する絶好の機会でもある」と述べた。

科学技術イノベーションで医療業界のデジタル化を促進

今回の輸入博覧会で、シーメンス・ヘルシニアーズの展示規模は昨年より拡大し、展示内容も充実化した。展示区は「医療業界の未来を作る」をテーマとし、自社の最新の10大革新的商品とソリューションを展示した。今年は多様化した体験および実演項目も増設し、5G遠隔超音波接続やオンライン中継など様々な形式を通して来場者に直感してもらった。

王皓氏は、医療デジタル化は高齢化、医療資源の不均衡な需給、末端医療の人材不足など数多くの試練に対応する有効策の1つだと話す。『“十三五”衛生・健康計画』から『次世代人工知能発展計画』に至るまで、中国は長期にわたり医療業界のデジタル化モデル転換を積極的に支持・誘導している。

「我々は引き続き中国に立脚点を置き、イノベーションと研究開発を絶えず強化し、デジタル化医療生態圏を構築し、中国、また世界に将来性のある医療科学技術を開発していく」と、王皓氏は自信を示した。



(チャイナネット)

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