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11.13 08:46

第2回輸入博覧会の成果 貿易発展共同体を構築

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第2回中国国際輸入博覧会の意向契約額は711億3000万ドルに達し、前回より23%増加した。10日に閉幕した第2回輸入博覧会で多くの成果があった。1年で計算すると、意向契約額は711億3000万ドルに達し、前回より23%増加した。

「新時代、未来の共有」という輸入博覧会のスローガンは世界で発生している変化を映し出している。五大陸を見ると、貿易協力の共同構築というビジョンが最大の公約数になっている。この6日間、五大陸からの来賓が黄浦江付近に集まり、緊密な交渉と密接な協力を行い、貿易発展共同体を構築した。

第1回を上回る 第2回輸入博覧会の成果

専門観衆登録者数は50万人を超えた。うち7000人以上が海外のバイヤーで、第1回を大幅に上回った。世界または中国大陸初公開の新商品、新技術またはサービスも第1回より多い391点となった。

中国国際輸入博覧局の孫成海副局長が10日のブリーフィングで明かしたデータは、輸入博覧会の価値を十分に表している。

3日間にわたる需給マッチング会では、103の国と地域から参加した1367社の出展業者と3258社の調達業社が「一対一」の交渉を行い、計2160件の意向に達した。

60.97、前年同期比1.01%上昇。これは税関総署グローバル貿易観測分析センターと協力機関の上海対外経貿大学が共同で作成した「第2回中国国際輸入博覧会主賓国輸入貿易指数」である。

これは、中国と第2回輸入博覧会主賓国の間の輸入貿易が活発化し、主賓国の商品は中国輸入市場を充実化させ、中国の輸入も主賓国の経済成長に一役買っていることを示す。

輸入博覧会は「世界が集まる場」となっている。中でもグローバル企業は重要な参加者、証人、受益者である。

世界47の最後進国のうち40カ国が企業展に参加した。中国のアフリカ諸国に対する輸入拡大と貿易便宜化の政策はアフリカの出展業者に深い印象を与えた。

公平、透明、一般特恵、包容など、ビジネス環境の改善は輸入博覧会の「魅力的なパスワード」と言える。

世界銀行が先日発表した『ビジネス環境報告2020』によると、190の経済圏のうち、中国は2年連続でビジネス環境の改善幅トップ10に入った。

今回の輸入博覧会は円満に閉幕したが、まだ終わっておらず、新たな出発点にすぎない。現時点で、230社以上の企業が第3回の企業展への参加を申し込んだ。うち世界500強企業とリーディングカンパニーは80社を超える。




(チャイナネット)

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