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11.18 08:46

中国消費市場グレードアップ 新商品・新サービスは続出

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国家統計局が14日に発表した情報によると、今年1-10月の社会消費財小売総額は前年同期比8.1%増の33兆4778億元に達した。市場の販売が着実に拡大し、消費グレードアップ類商品が急成長している。

中国の消費市場が大きな潜在力と活力を示したことを受け、調整を加速する企業が増えている。

スポーツ用品小売グループのデカトロンは昨年、オブザーバーとして第1回中国国際輸入博覧会に参加した。デカトロン中国副総裁、小売運営責任者の慕百徳氏とそのチームはそこで、AI・ロボット企業と事業提携を決定した。双方は3週間後、新小売ロボットの共同開発を決定した。このリアルタイムで全品種の在庫のチェックを行い、商業販売を予測・分析可能なロボット「迪宝」は、第2回輸入博覧会で「デビュー」を果たした。上海の23店舗でサービスを開始しており、来年には中国の200店舗以上に進出する見通しだ。

デカトロン中国副総裁の王亭亭氏は、「消費アップグレードは商品で消費者の多元的な需要を満たすことだけでなく、サービスによっても示される。すなわち新たな小売体験のスムーズさ、面白さによってだ。中国の消費構造、消費習慣に変化が生じている。90年代生まれの消費はオンラインプラットフォームやSNSなどの影響を受けやすい」と指摘した。

1-10月の全国ネット小売額は前年同期比16.4%増の8兆2307億元。うち実物商品は19.8%増の6兆5172億元で、社会消費財小売総額全体に占める割合は前年同期比2.0ポイント増の19.5%。

オレオやBelvitaなどのブランドを運営するモンデリーズの大中華区総裁の范睿思氏は「オンライン事業は現在、当社の中国における販売成長が最も著しいルートだ。中国は活力あふれる変化の激しい市場だ。当社はその他の人気海外ブランドの中国進出を急ぎ、より多くの消費者にサービスを提供する」と述べた。

ユニリーバはライブ配信やデータ活用により、新たな顧客を開拓し、新たな消費を刺激している。オンライン取引額の記録更新を続けている。

美味しい物を食べ楽しく遊ぶほか、住民のヘルスケアの消費グレードアップも際立っている。マロ・クリニック(中国)CEOの楊志宇氏は「昔の人はよく歯が悪くなり、痛くなってから歯科にかかっていた。現在は予防と健康を重視している。消費者を見ると、子供が約3割を占めている。0-5歳の子供の口腔健康セットが現在の人気商品だ。当社は2013年に北京市で1軒目をオープンしたが、現在は全国16都市・24軒に拡大している」と話した。

また阿里健康と支付宝は今年の「ダブル11」期間中、全国22都市で歯科クリニック夜間予約サービスを開始した。日中に通う時間のない若い会社員から好評を博している。



(チャイナネット)

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