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11.25 10:07

中国の貿易、安定成長維持の基礎と条件を備えている

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中国の今年1-10月の貿易額は前年同期比2.4%増の25兆6300億元で、うち輸出額は4.9%増の13兆9900億元。世界の貿易・投資が低迷し、課題が山積した不確実な発展環境に直面しながらも、中国の貿易規模は全体的に安定している。構造の改善が続き、質が安定的に向上している。

商務部研究院対外貿易研究所の梁明所長は、「中国は現在、世界の230以上の国・地域と貿易を行っている。中国の今年1-10月の一帯一路沿線国との貿易額は前年同期比9.4%増の7兆4700億元で、全体の伸び率を大きく上回った。中国の貿易相手国がより多元化し、リスク管理能力がさらに高まっている」と指摘した。

「中国の貿易は安定成長を維持する基礎と条件を備えている。今も昔もこれからも安定する。中国の貿易は現在多くの課題に直面しているが、多くのチャンスも存在している。全体的に見るとチャンスは課題よりも多く、貿易の高品質発展には依然として力強い支えが備わっている」

中国経済は終始、合理的な区間内を安定的に運行し、貿易安定に根本的な保障を提供している。

海関総署の報道官、統計分析司長の李魁文氏は「中国国内の経済は今年に入り安定運行しており、世界的に見ても好調だ。外部のリスク・課題に対応し、貿易の安定成長を実現するため基礎を固めた」と述べた。

政策環境の改善が続き、効果が徐々に顕在化し、貿易安定を力強く支えている。

浙江乍浦科技有限責任公司の責任者は、「当社の今年1-7月の税還付額は前年同期比476万2400元増の959万4500元に達した」と述べた。同社の主な輸出商品であるネジとボルトの税還付率は昨年5月から現在にかけて5%から9%へ、その後さらに10%に引き上げられた。この資金のサポートを受け、同社は新製品の研究開発、新市場の開拓に余裕を持って取り組めるようになった。

中国は昨年から2回に分けて、一部製品の輸出税還付率を引き上げた。貿易円滑化水準を大幅に高めており、中国の今年第1-3四半期の輸出の通関時間が2017年と比べ56.4%、輸入が64.7%短縮された。梁氏は「貿易の質向上とアップグレードを促す政策が相次いで打ち出され、貿易の安定しつつ前進を実現するため重要な力を発揮した」と話した。

整った産業チェーンで企業の新たな長所を育み、貿易安定に向け持続的な動力を提供する。

商務部総合司の儲士家司長は「中国は産業の種類が整い、インフラが整備されている。高等教育を受けた、もしくは専門技能を持つ1億7000万人の人材がいる。中国の産業チェーンの総合力は他国にとって代替不可で、かつ新産業の加入によりさらに強化される。貿易会社が絶えず競争力を形成するよう促す」と述べた。

李氏は通年及び今後一定期間の貿易発展の流れを展望し、「中国の貿易発展は堅調で、貿易構造の改善、動力転換の加速という全体的な流れに変化はない。貿易運行は引き続き全体的に安定し、安定しつつ質向上の発展の流れを続ける」と話した。



(チャイナネット)

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