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01.07 09:26

新年初の国務院常務会議、製造業に焦点を当てる

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製造業は実体経済の主体だ。中国の製造業の付加価値額は世界の製造業の3割を占め、トップになっている。ところが中国の製造業の発展は、多くの新たな問題と課題にも直面していることに注意すべきだ。

中国の製造業は現在、歴史と未来の新たな交差点に立たされている。発展の質の変革、効率の変革、動力の変革の実現という大事業に直面しており、また供給構造の需要グレードアップへの適応性の強化を続ける切実な需要にも直面している。

李克強総理は1月3日、2020年第1回国務院常務会議を主宰した。会議は多くの重要事項を検討した。うち重要な議題の一つは、製造業の安定成長を促進する措置の確定だ。

今回の国務院常務会議の計画によると、国は改革の方法と市場化の措置を用い、市場主体の活力を十分に引き出し、発展の動力を強化し、製造業の安定成長を促進しなければならない。具体的には、次の4つの面から取り組む。(1)改革・革新を推進する。(2)先進製造業の発展に力を注ぎ、情報ネットワークなどの新型インフラ投資を支持する政策を打ち出し、スマートでグリーンな製造を推進する。(3)製造業の開放を拡大する。(4)内需の潜在力を深く掘り起こす。

これらの取り組みは制度革新、技術革新、市場潜在力引き出しなどの分野を網羅している。これはいずれも現在の製造業の発展が克服すべき弱点であり、2020年に中央の方針・計画の実行を貫徹し、製造業の安定成長を促進する力点でもある。



(チャイナネット)

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