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01.08 13:31

習近平国家主席「キリバスとの国交回復は両国民の共通利益」

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習近平国家主席は6日、キリバスのマーマウ大統領と人民大会堂で会談した。

習主席は「昨年9月、中国とキリバスは『一つの中国』原則を基礎に国交を回復し、両国関係の発展に新たな章を開いた。国交回復以来、双方は各分野、各レベルで交流や協力を盛んに実施し、多くの早期収穫を得た。中国とキリバスの国交回復が両国民の共通利益にかない、両国関係の発展に大きな将来性があることは事実が証明している。マーマウ大統領の今回の訪中は、中国キリバス関係の発展にとって重要な一里塚だ。我々はキリバス側と共に努力して、両国関係を新たな段階へと押し上げ、大きな成果を多く挙げることを望んでいる」と指摘。

「双方は政治的相互信頼を深める必要がある。中国側は大小に関わらず国家は一律平等との考えを堅持している。各国は互いに主権と領土的一体性を尊重し、平等に接するべきだ。中国は平和的発展路線を堅持し、『国が強くなれば必ず覇権を唱える』ことをせず、他国の内政に干渉しない。これと同時に、他国による中国への内政干渉も許さない。中国側はキルギス側が自ら選択した自国の国情に合った発展路線を尊重する。キルギス側とハイレベル及び各レベルの交流を強化し、国政運営のノウハウを共有したい。今回両国は『一帯一路』共同建設覚書などの文書に署名した。『一帯一路』イニシアティブを『キルギス20年発展計画』と連携させ、実務協力を拡大する必要がある。中国側はさらに多くの中国企業にキルギスでの投資・事業展開を促す。中国側はすでにキルギスを中国国民の団体海外旅行の目的地として承認した。双方は人的・文化的交流と地方協力を強化できる。中国側はキルギスと国連、太平洋諸島フォーラム(PIF)など多国間の枠組で意思疎通と協力を強化し、引き続き南南協力の枠組で気候変動対策を支援し、途上国の共通利益を守りたい」と強調した。



「人民網日本語版」

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