2020年、中国で多くの高速鉄道が開通へ

中国国家鉄路集団公司の紹介によると、昨年開通した高速鉄道の距離は5000キロを超え、過去4年間で開通した高速鉄道が最多の一年になる見通しだ。今年はさらに多くの高速鉄道が開通する。今年は京沈高速鉄道、京雄高速鉄道、滬通高速鉄道、太焦高速鉄道、連徐高速鉄道、銀西高速鉄道、商合杭高速鉄道など20数本が開通する。

京瀋高速鉄道

京瀋高速鉄道は北京市と遼寧省瀋陽市を結ぶ。本線の全長は698．294キロメートル。国の「8縦8横」高速鉄道網の「1縦」、すなわち京哈〜京港澳ルートの重要な構成部分だ。

京雄高速鉄道

京雄都市間鉄道は北京市と雄安新区を結ぶ都市間鉄道だ。北京西駅から始まり、北京大興区、北京大興国際空港、河北省廊坊市固安県、霸州市を経由し、河北省雄安新区雄県に至る。本線の全長は106キロメートル。

滬通高速鉄道

滬通高速鉄道は上海市と江蘇省南通市を結ぶ国家Ⅰ級旅客・貨物路線電気化快速鉄道で、「8縦8横」高速鉄道主要ルートの一つ「沿海ルート」の重要な構成部分だ。

太焦高速鉄道

太焦高速鉄道は山西省と河南省が計画している、第12次五カ年計画重大交通インフラプロジェクトで、鄭州〜太原鉄道（鄭太高速鉄道）の重要な構成部分だ。

連徐高速鉄道

連徐高速鉄道は、連雲港〜徐州鉄道客運専用線で、国の「8縦8横」高速鉄道主要ルートの横方向「陸橋ルート」の構成部分だ。

濰莱高速鉄道

濰莱高速鉄道（濰坊〜莱西）は膠東半島の奥地に位置する、山東省の「3縦3横」快速鉄道網の重要な構成部分だ。

銀西高速鉄道

銀西高速鉄道は、寧夏回族自治区銀川市と陝西省西安市を結ぶ高速鉄道で、国の「8縦8横」高速鉄道主要ルートの一つ「包（銀）海ルート」の重要な構成部分だ。また西安を中心とする関中・天水経済区、銀川を中心とする沿黄都市ベルトのスムーズなルートでもある。

（チャイナネット）