現在位置 : 天健ネット > 日本語版トップ >
自信を強く持ち、断固として感染阻止の闘いに打ち勝つ
- 小
- 中
- 大
テキストサイズ
新型コロナウイルス感染による肺炎の予防・抑制は引き続き強力に推し進められているが、情勢は依然として複雑で厳しく、感染の予防と抑制が依然として目下の最重要任務となっている。感染状況を前にして、中共中央は全局を見通し、各方面と調整し、各級党委員会・政府は断固として徹底・実行にあたり、多くの党員幹部や医療従事者は第一線で奮闘し、社会各界からは続々と寄付金や物資が寄せられている。中国全土が上から下まで力を結集し、今回の感染阻止の闘いに力強い自信を注ぎ込んでいる。
今回の新型コロナウイルス感染が発生して以来、習近平国家主席はこの件を極めて重視し、速やかに重要な指示を出し、「人々の命と安全、健康を最重要事項とする」ことを強調し、「全面的に共同予防・対策措置を実行、集団による予防・対策というシームレスな防御ラインを築く」よう要求、「感染関連情報を迅速に発表し、国際協力を深めるべき」と指摘した。その一連の重要談話や重要指示は、全面的な動員、全面的な配置、全面的な予防・抑制強化の方向性を指し示し、よりどころとなった。
一ヶ所が困難に直面すれば、各地から支援が寄せられる。現在、中国の31省(直轄市、自治区)で公共衛生に関する重大な突発事態に対する一級対応体制がスタートし、コミュニティーの予防・抑制措置を策定・実行し、「ネットワーク化」された「ローラー式」管理を実行している。また、各地の医療チームと医療従事者は道義心に基づいて武漢の支援に駆け付けている。基層ガバナンスの末端では、集団での予防と処置の力が十分に引き出され、予防・抑制知識を広め、集まりに参加しないよう指導している。社会主義制度が力を集中させて大事を成し、動員できるすべての資源を動員して感染予防・抑制を展開していることは、今回の感染阻止の闘いにおける制度的な優位性と言えるだろう。まさに世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が、「中国の行動の迅速さと規模の大きさは世界に例を見ない」、「中国が講じた多くの予防・抑制措置は突発的事態対応時の関連要求をはるかに超え、各国の防疫にとって新たな模範となった」と評価した通りだ。
感染の予防・抑制は系統的なプロジェクトだ。中国は中国全土が一丸となることを堅持し、予防・抑制において機先を制するべく努力している。中国全土が一丸となっていることは、まず中共中央が統一的に指揮を執り、各地・各部門がしっかりと徹底して実行していることに体現されている。旧正月の元旦にあたる1月25日、中共中央は新型コロナウイルス感染による肺炎対策指導グループを立ち上げ、統一的な配置や各方面との調整を行っている。各省(直轄市、自治区)で党委員会・政府の主要責任者が指揮を執る指導体制と多部門が連携した共同予防・抑制メカニズムが構築されている。また、中国全土が一丸となっていることは、各方面がそれぞれの優位性で相互補完していることにも体現されている。国家科学研究難関攻略専門家グループがただちに組織され、重症者の治療やワクチンの研究開発などの分野における科学研究に力を注いでいる。また、医療保険・財政部門も支援政策を実行し、費用の問題により患者が治療面で影響を受けないようにしている。さらに、交通運輸部門では管理を強化し、伝染ルートを遮断し、乗客の乗車券払い戻しを行った。感染状況に対して、各地・各部門は命令をしっかりと実行し、禁じられたことは行わず、協調的に連携し、足並みを揃え、力を合わせて共同で予防・抑制に当たっている。
これは新型コロナウイルス感染による肺炎を阻止する闘いであり、莫大な数の人命と安全、健康にかかわる防衛戦でもある。この必ず打ち勝たなければならない闘いを前にして、社会各界や各業界は続々と行動を起こしている。志願書をしたためて湖北の支援を志願した白衣の天使たちから、昼夜を問わず予防・抑制の第一線に立ち続けている基層党員幹部、残業や休日出勤をして医療物資の生産に当たっている工場労働者、そして外出を控え、望ましい衛生習慣を続けている一般市民に至るまで、現在の感染状況を前にして一人一人が注いだ力の一滴一滴はやがて川や海となり、極めて大きなエネルギーを放っている。皆が心を一つにして力を合わせれば、ウイルスを防ぎ、感染を食い止める「鉄の長城」を築くことができ、共に我々の健康と郷里を守ることができるだろう。
人々が心を一つにすれば、越えられない山はなく、手を携えて協力し合えば、乗り越えられない苦境はない。今日、我々はより先進的な医療技術を手にし、より成熟した緊急時の対応メカニズムを構築し、より豊富な予防・抑制経験を積んでおり、新型コロナウイルス感染を阻止する闘いに打ち勝つ自信と能力を備えている。
「人民網日本語版」