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商務部、対外貿易と外資を安定させ消費を促進する措置を通達
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商務部(省)は19日に明らかにしたところによると、同部は「新型コロナウイルスによる肺炎への対応において対外貿易の安定と外資の安定を着実に行い消費を促進する取り組みに関する通知」を通達し、感染状況がビジネスの発展に与える影響を最小限に食い止めようとしている。
同通知によると、対外貿易、外資、商業流通、EC企業の秩序ある企業活動再開を支援する。関連当局と積極的に協調して、生活必需品の供給を保証する任務を引き受ける重点商業流通企業や重点EC企業を防護用物資の優先保障の範囲に組み入れ、マスク、消毒液、防護用手袋、防護用ゴーグルなどの必要な防護用物資を優先的に割り当てるとしている。
同通知は、対外経済貿易の管理プロセスを簡素化する方針を明確にした。企業の輸出入許可証のペーパーレス申請を導入する。これと同時に、対外貿易の新業態・新モデルの発展を支援する方針も明らかにした。国境を越えたEC総合モデル区を指導して海外倉庫の情報サービスを提供し、企業が海外倉庫を利用して輸出を拡大するよう支援する。市場での調達・貿易と越境ECとの融合発展を支援し、テスト市場の閉鎖期間における新ルートの交渉成立も模索する。
同通知は外資安定について、外資系企業を指導して感染対策の各種支援政策・措置を十分にしっかりと活用してもらうとしている。同時に、交渉中の外資大型プロジェクトを緊密にフォローし、分類に基づく施策、企業それぞれに合わせた施策を打ち出す。建設中の外資大型プロジェクトについては、ピンポイントのサービス保障を展開し、土地の利用、従業員の雇用、水道・電気、物流などの問題を協調して解決し、企業投資が計画通りに行われるよう保障するとしている。
同通知は、新興消費のポテンシャルを発揮させ、オンライン消費を発展させ、農産品のEC化レベルを引き上げ、オンライン販売促進活動を展開することを打ち出した。直接接触しない非接触型配送サービスを模索し、指定場所での集荷と配送といった方法の普及拡大を奨励する。また生活サービス企業がオンライン営業を拡大し、「セントラルキッチン+オフライン配達」などの新しい発展モデルに基づく経営手法を採用することを奨励するとしている。
「人民網日本語版」