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02.25 09:01

鉄道や電力、重点プロジェクトの操業再開を推進

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中国共産党中央委員会と国務院はこのほど、建設中のプロジェクトの操業再開と新規プロジェクトの開始に関する指示を通達した。これに基づき、鉄道、電力などの部門は、重点プロジェクトの現状に照らして再開計画を科学的に策定し、操業再開を秩序立てて推進している。

中国のインフラ建設大手、中国中鉄の傘下にある中鉄北京工程局集団は、感染拡大の防止と抑制に努めると同時に、重点プロジェクトの操業再開を着実に進め、大きな成果をあげている。同社は北京市や山東省、雲南省と陝西省での重点プロジェクトを相次いで再開しており、今年の通年目標達成に向けた基盤を固めた。

チベット自治区の拉薩(ラサ)と林芝(ニンティ)を結ぶ拉林鉄道(ラサ・ニンティ鉄道)で掘削中の米林トンネル。その工事を請け負う中鉄十九局拉林鉄道指揮長の何旭氏は、トンネルの全長は11.56キロで、残り53メートルのところまで工事は進んでいるとして、来年の開通を全力で確保する考えを示した。

山東省の電力会社である国網山東平度市供電公司は、非常用発電車両を配備し、企業向けの電力供給を確保するため応急修理チームを設置した。

河南省の電力会社である河南省寧陵県供電公司は、企業の操業再開や春季の農作業・灌漑の確保に向け、さまざまな取り組みを行っている。企業の操業再開確保に向けた優先ルートを設け、電力負荷の変化に細心の注意を払い、送電網の調整強化や電力の安定供給の確保に努めている。




(チャイナネット)


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