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03.06 08:40

感染症との戦いの中で世界に注目される中国精神

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新型コロナウイルスによる肺炎との戦いにおいて、世界は中国精神に注目している。試練の中で中華民族からほとばしり出た強大な精神力が、中国を激励し、世界を勇気づけている。

「最も深い印象を受けたのは、一人一人の中国人が皆強い責任感と奉仕の精神を持ち、感染症との戦いに貢献したいと考えていることだ」。世界保健機関(WHO)事務局長上級顧問のBruce Aylward氏は中国視察時の詳細を語り、中国をはっきりと知る視点を提供した。「感染症との戦いの最前線で奮戦する医療従事者と作業員は全力であたり、非常に疲労している。視察チームとの会話の合間に眠ってしまった作業員もいた」「動員され、組織された一人一人の中国人は、ウイルスとの戦争を戦っているようであり、ウイルスの拡大を阻止するという共通の責任を担っていた」。彼の目には、まさに中国国民の強靭さと奉仕が、感染症の拡大を極めて大きく遅らせたのだと映る。WHOの専門家が細やかにとらえた中国人の姿は、まさに中華民族精神の表れだ。

米ブルームバーグは先日、武漢を離れる道の一時封鎖等の措置が前向きな進展を得つつあることを報道した際、これを中華文化に深く根差した「皆のためなら自らを犠牲にする」考えの表れだと指摘した。これはWHOの感嘆した「武漢の大通りには一人いないが、一つ一つの窓の後ろには協力して感染症に対処する市民がいる」ことと期せずして一致する。疲れ切ってどこでも眠れる医師や看護師、時間との戦いをした火神山医院や雷神山医院の建設者、市民の代わりに買った医薬品を体いっぱいに持って運ぶコミュニティの職員、昼夜物資を輸送し、医療従事者を送迎するボランティア。こうした数多くの家庭から来た人々が、感染拡大を阻止する戦いの最前線に身を投じた。家と国を思う気持ちは、まさに運命を共にする精神の表れだ。

感染症を前に、中国国民は常に必勝の信念を抱き、楽観的で強靭な精神を示している。国連のグテーレス事務総長は「全人類のために貢献している」と中国国民を称賛した。この貢献は、抑えつけられるほど一層果敢になる中国国民の精神と切り離せない。

感染症との戦いの最前線で奮戦する「逆行者」、経済と人々の生活守るために黙々と働くボランティア、感染阻止の各段階を堅守する「見張り人」、「マスク便」で感染症対策物資を寄付する海外同胞、感染症の発生した他国を支援するため出国した中国の専門家チーム。感染症との戦いという硝煙のないこの戦争の中で、国内外の中華民族の行動が苦難を共にし、同舟相救うという英雄の偉力を形成している。「中国は大きな集団行動力と協力の精神を示した」と、WHOは評価した。中国国民の不屈の精神は、心を通わせ相い、運命を共にする生き生きとした物語を輝かしく描いただけでなく、人類運命共同体を構築する精神力もはっきりと示した。

新型コロナウイルスは現在各国・地域に拡大しつつあり、WHOは世界リスクレベルを「非常に高い」に引き上げた。この時期において、感染症と戦う中国の行動が世界に与えた啓示は、なおさらに貴重なものだ。これは人類とウイルスの対決であり、人類は十分に強大であらねばならない。運命共同体意識が不可欠であり、心を合わせて協力し、共に戦う精神が不可欠だ。



「人民網日本語版」

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