中国、外商投資の奨励範囲を一段と拡大

中国国家発展改革委員会（発改委）は11日、関連部門と共に『外商投資奨励産業目録』を改訂すると発表した。製造業の質の高い発展促進に焦点を絞り、中西部地区と東北地区に産業移転受け入れをめぐる潜在力を発揮させ、外商投資の奨励範囲を一段と拡大する。

発改委はこのほど、『外資プロジェクト関連作業の遂行に向けた感染症対策と更なる改革深化に関する通知』を発表し、外国投資の安定促進に向けた一連の措置を提起した。

「通知」は、外資プロジェクトと外資系企業の操業再開を積極的にサポートし、状況に応じて指導し的確な支援活動を実施、外資系企業と産業チェーンの調和のとれた再稼働を推進、それぞれの支援措置がまとまって外資系企業に適用されるようにすべきと明らかにした。また、重要外資プロジェクトのフォローと準備を強化し、投資促進活動を積極的に実施、条件に合った製造業とハイテクサービス業の重要外資プロジェクトについては順次、特別作業グループの調整範囲としていく。重要外資プロジェクトを協調推進し、国家と地方政府がそれぞれ支援、重点省・市は地方レベルの重要外資プロジェクト向け特別措置を講じる必要があると指摘した。

（チャイナネット）