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04.13 08:37

団結と協力の破壊は感染症との戦いを妨げる

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国際社会が団結・協力して感染症と戦うことを最も必要としているこの正念場においても、感染症を政治利用する西側の一部政治屋の行為にはきりがない。最近、彼らは事実を顧みず、自国の感染症対策の不十分さの責任を世界保健機関(WHO)に押し付けようとし、さらにはWHOへの資金拠出を停止すると脅してすらいる。だが根本は内因であり、彼らがいかに責任逃れをしようとも、自らの構造的痼疾は覆い隠しようがないことを、人々は分かっている。

WHOが感染症との戦いの国際協力において発揮したリーダーシップは誰の目にも明らかだ。新型コロナウイルス感染症の発生以来、WHOはテドロス事務局長の指導の下、積極的に職責を履行し、客観的で科学的かつ公正な立場を堅持し、各国の感染症対策への支援、国際協力の推進のために重要な役割を果たしてきた。国連のグテーレス事務総長が言ったように「WHOは支持されなければならない。WHOの取り組みを支持することは世界が感染症に打ち勝つうえで極めて重要」なのだ。

西側の一部の政治屋はWHOの公正性の問題を騒ぎ立て、いわれなき非難を加えているが、事実を前にこれは全く成り立たない。WHOは公平・客観・中立の原則に基づき全ての人々にサービスを提供し、全世界に向けて50件の技術指導を発表し、133か国に200万点以上の個人防護装備を輸送し、90余りの国々と共に努力して有効な治療法を探っている。WHOは全世界の最も助けを必要とする人々を助けている。これはまさにプロフェッショナリズムと国際人道主義精神を体現するものだ。「WHOの統計に対する理解は非常に透明だ。彼らは毎日通話し、この疾病の深刻性、及び国際社会がどう対応しなければならないかを非常によく分かっている」と、米ハーバード大学の公衆衛生学の教授は指摘した。米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のファウチ所長も、WHOはテドロス事務局長の指導の下で「よくやっている」と考える。南アフリカのラマポーザ大統領は「この未曾有の世界の公衆衛生上の危機の期間に、WHOとテドロス事務局長が示した非凡な指導能力は過小評価の許されないものだ」と指摘した。事実からそれてWHOの顔に泥を塗る行為はいずれも公正な心を喪失したことの表れであり、国際社会の評価と全く合致しないことを、良識は人々に告げている。

当然、西側の一部の政治屋の辞書にはすでに「公正」という言葉はない。彼らが科学的、専門的な姿勢で感染防止・抑制措置の改善に力を入れることを考えないのは、政治的私利を図るためにスケープゴートを探しているのに過ぎない。実際、こうした政治屋が時間と精力をさらに多くの命を救うことに用いようとしないことを問題視する人々が増えている。

公衆衛生上の突発的事態は世界的な試練であり、自国の事のみ考えて他国を顧みないでいられる国はない。WHO創設の本旨はグローバル・ヘルス・ガバナンスを整備し、公衆衛生上の試練に対する各国の対応を支援することだ。WHOなど国際機関の役割を弱め、グローバル・ヘルス・ガバナンス・システムを破壊しようとする行為は、人類の生命の安全と身体の健康に対して極めて無責任だ。団結と協力の破壊は感染症との戦いを妨げるものだ。これは人命に関わる何よりも重大な事であり、人々は高度に警戒しなければならない。



「人民網日本語版」

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