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北京の大学生、8割が「オンライン教育」を評価
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北京の各大学は、2月17日から、次々とオンライン授業を展開し始めた。学生と教員が面と向かって交流することができない「オンライン」による教育スタイルは、果たして効果があるのだろうか?北京市教育委員会はこのほど、座談会・インタビュー・アンケート調査などの方法で、新型コロナウイルス感染拡大期間におけるオンライン教育をめぐる状況について、大学生と教員を対象とした調査を実施した。その結果、学生の85.35%は、「オンライン教育」方式を評価しており、大学が行うオンライン授業に対して「80点以上」の評価を与える学生は71.5%に上った。教員と学生いずれもが、「オンライン教育は秩序立った安定した状況で行われており、効果も上々で、継続するに値する」との認識を抱いていた。
現在のオンライン授業は、授業で習得すべき各項目の基本内容があまねく網羅されており、学生の予習・オンライン授業への出席・グループ討議・インタラクティブ学習・授業後の質疑応答・課題完成・小テスト/テストなど各項目のいずれも問題なく実施されていることが、調査から明らかになった。統計データによると、教員の72.19%は、「学生は、授業に出る前にしっかり予習をすることができる」と答え、92.51%は、「オンライン授業への学生の出席率はまずまず」と評価している。また、学生のうち、「授業中のグループ討議に参加したい」と答えた人は74.14%、「オンライン授業中に発言する」とした人は62.18%、オンライン授業中のインタラクティブ性を評価する人は91.61%に、それぞれ達した。学生の82.83%は、「授業中に行われた小テストやテストに参加した」と答え、「授業終了後の教員との質疑応答に参加した」は91.61%、「授業終了後の課題を完成することができた」学生は97.48%に上った。
このほか、学生はオンライン授業でも、「新型コロナウイルス感染状況」や「国による感染症予防抑制措置」、「国内外の情勢」などの問題に注目している。「これらの問題についてときどき討論する」あるいは「いつも討論している」と答えた学生は80.41%。北京市教育委員会の担当者は、「オンライン授業における政治思想教育面での役割は、十分に発揮されており、オンライン教育を通じて『課程による政治思想教育』を構築することができる」と指摘した。
オンライン教育体制が始まって以来、北京市でオンライン授業をスタートした大学は66校に上り、延べ8万5千科目のオンライン授業が開講されている。オンライン授業に参加している教員は4万人以上で、延べ410万人以上の学生がオンライン授業を選択・出席した。
「人民網日本語版」