中国商務部、防疫物資の品質管理強化に向け一連の措置

中国商務部外貿司の李興乾司長は26日の国務院聯防聯控機制（新型コロナウイルス対策の共同防疫機構）記者会見で、「中国は生産・取引・認証・輸出などで一連の措置を講じ、防疫物資の品質管理を強化している。関連部門と協力し、偽造品・粗悪品や違法な輸出など、市場と輸出の秩序を乱す行為を厳しく取り締まっている。全体的に見ると、中国のマスク輸出価格は市場原理に準じている」と述べた。

商務部の統計によると、4月25日時点で、74の国と地域・6つの国際組織が中国からの医療物資の商品調達契約を締結しており、一部では商談が進行中だ。

税関の統計では、3月1日から4月25日までに、検査を通過し輸出を許可した防疫物資の合計額は550億元に上り、主要防疫物資の輸出額は顕著に増加している。

「中国政府は様々な方法や手段を通じて、国際社会の新型コロナ感染症対策を可能な限り支援している」。李興乾司長は、「商務部などの関連部門がこのほど、防疫物資の品質管理強化に向けた一連の措置を打ち出したが、これらの措置は顕著な効果を上げ、国内外から支持されている。商務部は関連部門と共に厳しい監督管理を続け、輸出する防疫物資の品質を確保する」と述べた。

（チャイナネット）