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05.09 08:49

中国の輸出が4月にプラス成長 さらなる貿易安定措置に期待

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税関総署が7日発表したデータによると、中国の今年1−4月の貨物貿易輸出入額は前年同期比4.9%減の9兆700億元となり、下げ幅は第1四半期より1.5ポイント縮小した。うち4月の輸出額は1兆4100億元で、3月の前年同期比3.5%減から8.2%増に転じた。商務部は同日、さらに各種措置を講じ、正確な企業支援、輸出の国内販売へのシフトのサポート、スムーズな国際物流の安定などに取り組み、貿易安定を強化すると表明した。

説明によると、輸出入額が安定的に回復すると同時に、中国の貿易構造には多くの見どころがあった。貿易方式を見ると、一般貿易輸出入の割合が上がった。中国の1−4月の一般貿易輸出入額は4.6%減の5兆4300億元で、中国の貿易額全体の59.8%を占めた(前年同期比0.2ポイント増)。同期の加工貿易輸出入額は8.4%減の2兆1800億元。

協力パートナー別に見ると、中国のASEAN、「一帯一路」沿線国との輸出入が逆境のなか成長した。データによると、中国の1−4月の最大の貿易パートナーはASEANだった。中国とASEANの貿易額は5.7%増の1兆3500億元にのぼり、中国の貿易額の14.9%を占めた。中国と一帯一路沿線国の輸出入額は0.9%増の2兆7600億元で、中国の貿易額の30.4%を占めた(1.7ポイント増)。

貿易主体別に見ると、民間企業の輸出入の伸び率と割合が上がった。民間企業の1−4月の輸出入額は0.5%増の3兆9200億元で、中国の貿易額の43.2%を占めた(前年同期比2.3ポイント増)。

また主要製品別に見ると、電機製品及び衣料品などの輸出が減少し、紡績品の輸出が増加した。鉄砂、原油、石炭、天然ガス、大豆などの商品の輸入量が増加した。大口商品の平均輸入価格には増減があった。

世界的な感染拡大が貿易状況に影響を及ぼしているとの分析が一般的だ。ASEANなど感染症の影響の少ない地域は輸出入の伸び率が高く、中国の輸出成長を牽引する主な地域となっている。しかし世界的な需要の減退の輸出への影響がさらに表面化し、将来的に輸出が減少する可能性も高い。

商務部の高峰報道官は、次のように述べた。

4月の貿易データは下げ幅が縮小したが、貿易発展は依然として大きな低迷の圧力に直面している。商務部が重点省・直轄市、各輸出入商会、重点企業を対象に実施した調査・研究状況によると、貿易会社は依然として注文キャンセルもしくは納品の延期、新規注文の契約の困難、物流の滞りといった数多くの困難に直面している。

感染症による困難、リスク、不確実性を十分に予想し、緊迫感を強め、貿易安定活動にさらに取り組まなければならない。商務部は今後、党中央、国務院の方針に従い、貿易・外資協調メカニズムの力を発揮する。企業の国際市場開拓、企業のより良い納品完了と新規受注を重点的にサポートし、国際的な感染症の影響に対応する。



(チャイナネット)

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