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ディズニー映画 「ムーラン」が7月24日に北米で公開へ 再度延期なし
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ディズニーのボブ・チャペック新最高経営責任者(CEO)はこのほど、就任後初のテレビインタビューで、注目のファンタジー映画「ムーラン」について、再度延期することはなく、計画通り7月24日に北米と、世界各地で封切ると明らかにした。
実写版「ムーラン」は、ニキ・カーロ監督がメガホンを取り、劉亦菲(リウ・イーフェイ)や甄子丹(ドニー・イェン)、李連傑(ジェット・リー)、安佑森(ヨソン・アン)、鞏俐(コン・リー)、唐莎娜(タン・シャーナー)、鄭佩佩(チェン・ペイペイ)などが主演を務めている。愛する父の身代わりとなり、ヒロインのムーランが男性と偽って兵士として国の運命をかけた戦いに立ち向かっていくストーリー。同作品の総製作費は2億ドル(1ドルは約107.3円)に達し、ディズニーがこれまでに製作したアニメのリメイク版映画としては最多となっている。カーロ監督は、ヒロインをめぐるロマンスを中心にするのではなく、「忠誠、勇気、真実」をテーマに、格闘や戦闘シーンを中心にして、ムーランを通して自立した強い女性の姿を描いている。
今年3月、ロサンゼルスで開催された盛大な「ムーラン」のワールドプレミアで、カーロ監督は、豪華出演者と共にレッドカーペットイベントに参加した。しかし、その後、新型コロナウイルス感染が拡大し、ロンドンのプレミアイベントや各地での宣伝イベントが相次いで中止となった。
ディズニーが1998年に公開した長編アニメーション映画「ムーラン」は、世界中で大ヒットして、大きな影響を与え、ヒロイン・ムーランが世界中で一世を風靡した。そして、第26回アニー賞で長編作品監督賞、長編作品脚本賞、長編作品視覚効果賞を受賞したほか、 第71回アカデミー賞の楽曲賞、第56回ゴールデングローブ賞の作曲賞などにノミネートされた。
「人民網日本語版」