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07.17 07:45

外資系企業数、今年上半期は96.6%増

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開放は中国が発展の需要に基づき下した戦略的決定だ。中国は今年に入ってからも対外開放を確固不動の姿勢で拡大している。より全面的で掘り下げられた多元的な対外開放構造は、外資による対中投資を促し、互恵・ウィンウィンを実現している。


今週も多くの対中投資協定が署名を控えている。


独BASFと広東省政府は協力文書に署名する。BASFは広東省で投資総額100億ドルの一体化生産拠点を建設する。


BMWと華晨集団は協定に署名する。BMWは中国で世界市場向けの新エネ車生産拠点を建設する。


上海市政府とテスラは協力覚書に署名する。テスラ初の海外ギガファクトリーが上海市に入居する。


大型投資プロジェクトの署名は、外資の中国経済の将来性への承認を浮き彫りにしている。


中国社会科学院世界経済・政治研究所国際貿易室主任の東艶氏:中国の未来の産業発展に対する外資の判断は敏感だ。中国の産業構造アップグレードによる新たな成長源を認識し、中国に非常に大きな自信を持っている。


多くのグローバル企業が中国の消費アップグレード、産業アップグレードから新たなビジネスチャンスを掘り出そうとしており、投資先を調整している。新工場の建設からグローバル研究開発センターの建設に移り、中国市場を開拓する外資の自信にゆらぎはない。


ダウ・ケミカルが中国西部で投資した初のプロジェクトが先ほど稼働開始した。生産高は年間6億元にのぼる。


ダウ・ケミカル大中華区総裁の林育麟氏:ここで生産能力をさらに拡大し、西部全体の開発に影響を及ぼしたい。


BPは、今後5年間で中国でガソリンスタンドを1000軒新設すると表明した。


BPグループヴァイスプレジデント:中国のガソリンスタンド事業の発展チャンスと、高級移動分野のチャンスを目にした。


日常生活の消費、製造業やサービス業など、一連の開放拡大の重大措置が今年、相次いで実行に移されている。6月末には新たなネガティブリストが発表され、外資参与ネガティブリストの制限・禁止条項が63から48に減少した。自由貿易試験区のネガティブリストの制限・禁止条項は95から45に減少した。外資系企業は安心して投資できるようになった。


シーメンス大中華区CEOのHerrmann氏:当社は市場開放に取り組み続ける中国を称賛し、歓迎する。特に製造業、交通、インフラなどの分野で、中国のためさらに大きな貢献を成し遂げることに期待している。


中国商務部の最新データによると、今年上半期に全国で新設された外資系企業数は前年同期比96.6%増となった。中国米国商会の「中国ビジネス環境調査報告書2018」によると、会員企業の74%が今年、対中投資を拡大すると回答した。これは近年では最高の比率だ。


開放により改革・発展・革新を促進する。中国経済は高品質発展に向かい着実に邁進し、国際社会と互恵・ウィンウィンを実現しようとしている。





(チャイナネット)


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