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05.05 09:10

大連理工大学70周年 中日学生交流大会に日本から370人

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USNewsの2018年度版世界大学ランキングで中国大陸部の大学として21位に選ばれ、世界一流大学と一流学科の構築を目指す中国の取り組み「双一流」の対象校である大連理工大学は今年、創立から70周年を迎える。記念活動の一貫として、また「2019年中日青少年交流推進年」の一連の活動の1つとして、4月30日から5月5日にかけて、同大は日本の科学技術振興機構(JST)と東京大学、大阪大学をはじめとする日本の大学27校から教員・学生約370人を招き、友好交流活動「中日大学生交流大会」を実施する。中日の青少年の間の深い理解と相互信頼を強化し、中日の高等教育分野において両国の世代間の友好により多くの活力とプラスのエネルギーを注入するのが狙いだ。人民網が伝えた。


同大の宋永臣副学長は、「対日交流は大連理工大学の大学運営国際化における目立った特徴と核心的分野になっている。中日の大学生がこの活動を通じてお互い同士の理解を増進し、人生の途上でお互いに助け合う協力パートナーになり、両国の民間友好交流における最も活発なニューパワーになることを願う」と述べた。


同大名誉教授でもあるJSTの沖村憲樹特別顧問は、「2014年の第1回『さくらサイエンスプラン』実施以来、中国の青少年が9千人近く日本を訪れた。そして大連理工大学は『さくらサイエンスプラン』の長年にわたる支援者であり密接なパートナーだ。『さくらサイエンスプラン』の自主ペアリングプロジェクトでは、14〜18年の5年間に、大連理工大学の教員・学生207人が日本の横浜国立大学、岩手大学など16校を訪問し、この人数は中国の他の大学を遙かに上回るものだ。大連理工大学が日中の科学技術交流と青少年交流で行ってきた努力に感謝の意を表するとともに、このたびの活動が日中青少年の交流と相互訪問をさらに推進することを期待する」と述べた。


在大阪中国総領事館の李天然総領事、在新潟中国総領事館の孫大剛総領事が「中日大学生交流大会」開幕式に祝辞を寄せた。開幕式では中日の教員・学生代表がボードにカラフルな手形を押して記念とし、中日の世代間友好の願いを受け継いだ目に見えるシンボルとした。







「人民網日本語版」


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