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05.27 12:47

大連税関、700トン弱の「海外ゴミ」を返送

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大連税関が23日に発表した情報によると、同税関所属の鮁魚圏税関は、中国が輸入を禁止している固体廃棄物のアルミスラグ(コンテナ28個分、688.32トン)を送り返した。


情報によると、これらの貨物は密輸された「海外ゴミ」の疑いがあり、昨年下半期に鮁魚圏税関に差し押さえられた。貨物輸入時の申請品目は「アルミ製製鋼促進剤」。税関職員は検査により異常を発見し、中国が輸入を禁止している固体廃棄物のアルミスラグであることを証明した。


情報によると、本件の容疑者が拘留中で検察機関が起訴していない段階において、大連税関は関連部門と連携し、犯罪の証拠の確保を前提とし返送の関連作業を開始した。この固体廃棄物の状況を徹底的に把握し、貨物の保管状況とすでに生じた費用を調べた。関連企業に返送の法廷義務の履行を伝え、促した。関連企業、港湾作業企業、輸送業者と共に返送ルートを検討し、返送活動計画を策定した。


大連税関によると、同税関は近年リスク警戒、データ記録、日常的な監督管理など各種手段を用い、輸入の可能性のある「海外ゴミ」に対して事前にリスクを判断し、サンプルを採取し検査に送り、事後も追跡・処置するといった全チェーンの全面的なフロー監督管理を行っている。





(チャイナネット)


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