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07.11 09:59

サイバーセキュリティ、1兆元規模の産業を形成へ

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経済参考報が9日の2019年中国インターネット大会で入手した情報によると、関連部門は新時代の「ブロードバンド中国」戦略を研究・策定中で、「インターネット+」高品質発展政策についても準備中だ。取材に応じた複数の専門家によると、「インターネット+」高品質発展を推進すると同時に、インターネットと業界の融合に伴い生じる業界監督管理、データ安全などの問題にさらに注目しこれを解消する必要があるという。


業界内では、サイバーセキュリティ産業は1兆元規模の社会支柱産業になると予想されている。奇安信集団の斉向東会長は記者に「5G、IoT、AIなどの新興技術の急成長により、サイバーセキュリティの重要性が増している。特にIoTとAIの世界において、サイバー攻撃を受けることによる影響は許容範囲を超えることがある。サイバーセキュリティへの投資が拡大することになる。今後数年で、サイバーセキュリティの産業規模が1兆元を超える見通しだ」と話した。


中央と各地も関連産業の展開を加速している。先ほど「国家サイバーセキュリティ産業発展計画」が正式に発表された。工業情報化部と北京市は国家サイバーセキュリティ産業団地を建設する。産業団地のけん引を受け、2020年までに北京市のサイバーセキュリティの産業規模が1000億元を超え、3300億元のGDP成長をけん引し、年間売上100億元の中堅企業を3社以上形成する見通しだ。


工業情報化部賽迪研究院電子情報研究所の陸峰副所長は、車のインターネット、エネルギー、交通、製造業などの産業のインターネットが、安全産業発展の重点分野になると述べた。








(チャイナネット)


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