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6つの新設自由貿易区、全19片区が設立
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中国は先ほど6つの新設自由貿易試験区の除幕式を行った。これにて18の自由貿易試験区が対外開放の新たな版図を構築した。証券日報の調べによると、1日現在で6つの新設自由貿易試験区の全19片区が運行開始した。
先月26日に発表された「国務院の6つの自由貿易試験区の新設の合意に関する回答」によると、6つの新設自由貿易試験区には計19の片区が含まれる。うち山東自由貿易試験区には済南・青島・煙台の3つの片区が含まれる。江蘇自由貿易試験区には南京・蘇州・連雲港の3つの片区が含まれる。広西チワン族自治区には南寧・欽州港・崇左の3つの片区が含まれる。河北自由貿易試験区には雄安・正定・曹妃甸・大興空港の4つの片区が含まれる。雲南自由貿易試験区には昆明・紅河・徳宏の3つの片区が含まれる。黒竜江自由貿易試験区にはハルビン・黒河・綏芬河の3つの片区が含まれる。
広西チワン族自治区の南寧・欽州港・崇左片区、雲南自由貿易試験区の昆明・紅河・徳宏片区、黒竜江自由貿易試験区のハルビン・黒河・綏芬河片区、江蘇自由貿易試験区の南京片区、河北自由貿易試験区の雄安片区が30日、除幕式を行った。
河北自由貿易試験区の正定・曹妃甸・大興空港片区、山東自由貿易試験区の済南・青島・煙台片区、江蘇自由貿易試験区の連雲港片区が31日、除幕式を行った。
江蘇自由貿易試験区の蘇州片区が1日、蘇州工業園区で正式に設立された。これにて19片区がすべて設立された。
自由貿易区の除幕後間もなく、多くの企業が直ちに契約を交わし、入居していることに注意が必要だ。そのうち多くが新経済企業となっている。
山東自由貿易区を例とすると、済南市が31日に開いた中国(山東)自由貿易試験区済南片区建設始動・動員大会において、一連の中心的なプロジェクトの契約・着工・開業が行われた。契約プロジェクトの投資総額は253億元。煙台開発区は31日、中国(山東)自由貿易試験区煙台片区除幕式・動員大会を開いた。同日の投資総額は110億元にのぼった。煙台片区の産業発展の機能的位置づけをめぐり、バイオ医薬、新材料、スマート製造、省エネ・環境保護などの産業の12件の高品質プロジェクトが集中的に着工された。
雲南自由貿易区の昆明片区第1陣入居希望企業数は28社で、除幕式当日に23の営業許可証が発行された。登録資本金は国内資本が1億7600万元、外資が6581万ドル。投資総額は約54億5600万元。倉庫保管・物流、生物、情報、新エネ技術、輸出入などの業界を網羅。
蘇州片区の1日の除幕式後、恒力グローバル運営本部、金光科技産業園、マイクロソフト革新エンパワーメント・生態加速計画などの32件のプロジェクトが蘇州片区と契約を交わした。プロジェクトにはバイオ医薬、ハイエンド精密製造、研究開発本部、金融サービス、文化・創意などの分野が含まれる。投資総額は800億元弱。
自由貿易試験区は未来に自信を深めている。
(チャイナネット)