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10.22 08:36
ハイテク産業、中国進出を加速
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アクセンチュア中国デジタルイノベーションセンターがこのほど、上海で始動した。これは同社が中国で設立した2つ目のイノベーションセンターだ。中国国際経済交流センターの張燕生上席研究員は「中国はすでに高品質発展段階に入っており、産業構造及び需要構造に改善が続いている。企業にとって、中国経済のモデルチェンジ・アップグレードへの参加は、逃すことのできないチャンスだ」と述べた。
中国のハイテク産業の外資導入は高成長の流れを維持している。今年第1-3四半期のハイテク産業実行ベース外資導入額は前年同期比39.8%増の2038億元で、29.8%の割合を占めた。ハイテク製造業の実行ベース外資導入額は13.7%増の746億元、ハイテクサービス業は61.3%増の1292億元。
張氏によると、中国には整った製造業体系があり、優位性が顕著だ。220種以上の工業製品の生産量が世界一になっている。中国には安定的に拡大を続ける国内消費市場があり、投資の幅広い空間が存在する。すでに世界イノベーション大国になっており、技術革新水準の向上が続き、高素養人材が十分に確保されている。インフラの整備が続き、物流コストがさらに下がっている。「これらの優位性により中国は新たな国際産業移転の中で競争力をつけている。これは世界のハイエンド革新要素の導入・集約・統合に有利であり、外資導入の質と総合的な効果を高めることができる」
商務部の責任者は「中国は引き続き投資自由化・円滑化を推進し、外資の投資権益の保護を強化する。より安定的で公平で透明で予測可能なビジネス環境を構築し、外資系企業により高品質のサービスを提供する」と表明した。
(チャイナネット)