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デジタル経済、中国経済成長の新エンジンに
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20日午後に浙江省桐郷市烏鎮で開催された第6回世界インターネット大会にて、「世界インターネット発展報告書2019」「中国インターネット発展報告書2019」「烏鎮展望2019」という3つの報告書が発表された。うち「中国インターネット発展報告書2019」によると、中国の昨年のデジタル経済規模は31兆3000億元に、対GDP比は34.8%にのぼり、中国の経済成長の新たなエンジンになった。
中国サイバー空間研究院の楊樹楨院長が記者会見で発表した情報によると、「世界インターネット発展報告書2019」は世界主要48カ国のインターネット発展情況を総合的に評価した。五大陸の主要経済体、インターネット発展の代表的な国を網羅した。全面的で客観的で正確に過去1年間の世界インターネット発展の全体的な流れを反映し、世界のインターネット発展のすう勢を示すことを目指した。
今回の評価結果を見ると、中国と米国の発展が最も顕著で、英仏独などの欧州の強国が依然として高い水準を維持している。ラテンアメリカ及びサハラ以南アフリカの発展途上国・地域が依然として発展を加速している。うちトップ5は米国、中国、韓国、英国、フランス。
「中国インターネット発展報告書2019」によると、中国のデジタル産業化規模は昨年6兆4000億元に達し、安定的な成長期を迎えた。産業デジタル化の規模が急成長し、24兆9000億元に達した。デジタル経済と実体経済の融合が絶えず掘り下げられている。
中国の昨年の電子商取引(EC)の取引高は前年比8.5%増の31兆6000億元。ECサービス業売上高は3兆5000億元。中国の今年上半期のオンライン小売取引高は前年同期比17.8%増の4兆8200億元。
また中国の昨年のデジタル経済分野の雇用枠は1億9100万人分で、通年の就業者数の24.6%を占めた。
20日に発表された「烏鎮展望2019」は世界インターネット大会の重要な成果文書で、世界インターネット発展ガバナンスについて次の5つの共通認識を形成した。(1)情報通信技術の融合と革新が加速し、デジタル格差の超越が新たな課題に直面した。(2)世界のデジタル経済は活況を呈しているが、発展政策と監督管理ルールの改善が待たれる。(3)インターネット文化が繁栄・発展しているが、マナーの成果の交流及び相互参照の掘り下げが待たれる。(4)技術の進化に安全の新たなリスクが伴い、技術以外の要素が世界のインターネット安全構造を変えようとしている。(5)インターネットの秩序が厳しい課題に直面しており、国際ガバナンスの信頼体系の再構築が待たれる。
(チャイナネット)