中国の海洋総生産高、今年第1−3四半期は6兆4000億元弱に

中国自然資源部が発表した情報によると、今年第1−3四半期の海洋経済の発展は全体的に安定した。速報によると、第1−3四半期の全国海洋総生産高は前年同期比6．3％増の6兆4000億元弱。

海洋伝統産業が安定的な発展を遂げた。海洋交通運輸業は安定成長を維持し、沿海貨物輸送量は前年同期比8．5％増、遠洋は10．1％増となった。海洋油ガス生産量は成長を維持し、全国海洋原油生産量は2．3％増、天然ガスは5．0％増となった。全国造船竣工量は6．7％増。

海洋新興産業の構造調整の効果が顕在化している。海洋プロジェクト設備製造業の発注金額が年内の前年同月比で初めて成長し、19．2％増の62億ドルとなった。海洋再生可能エネルギー利用業の売上高の伸び率は1−8月比で1．7ポイント低下し、利益は1．0ポイント低下した。客船埠頭出入境旅客の下げ幅が引き続き縮小し、1−8月比で2．0ポイント低下した。

海洋対外貿易がやや好転し、海上シルクロード沿線国との経済貿易交流が日増しに活発化している。海洋関連商品輸出入額は前年同期比11．0％減で、下げ幅が1−8月比で2．7ポイント低下した。中国と海上シルクロード沿線国の海運輸出入額は3．1％増で、うち輸出額が4．3％増、輸入額が1．2％増。

（チャイナネット）