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04.29 08:36
中国企業が建設した標準軌鉄道、ケニアの防疫対策をサポート
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新型コロナウイルス感染が流行するなか、中国企業が建設したケニア標準軌鉄道は、旅客輸送を一時停止しているが、貨物輸送は円滑に行っている。貨物列車は、至急必要な医療物資と生活必需品を運び、ケニアの防疫対策を支えている。
モンバサ-ナイロビ鉄道を運営する非州之星鉄路運営公司によると、ケニアが「都市封鎖」政策を開始した4月7日から4月22日までに、同鉄道は貨物列車220本、1日当たり14本を運行し、計18万3350.6トンに上る1万6544TEUのコンテナを運んだ。3月25日から4月22日までに運んだケニアの各種防疫物資(消毒液やアルコールを含む)は52TEU、食料は計2万2143.6トンに上る732TEUとなった。
非州之星鉄路運営公司副総経理の何福漢氏は記者に対し、困難や問題を抱えながらも、現地の食料や生活必需品、防疫物資の輸送を保障するため、同社が関係者との協調と人員配置を強化し、複数の措置を同時に講じていると話した。
ケニア標準軌鉄道は、東アフリカ鉄道ネットワークの重要な一部となっている。ケニア-モンバサ鉄道は全長480km、2017年5月に開通し、東アフリカ鉄道ネットワークの起点となっている。同路線の延伸によるナイロビ-マラバ鉄道第一期は旅客輸送を2019年10月に、貨物輸送を2019年12月に開始した。
(チャイナネット)