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06.27 15:28

キヤノン大連弁公設備有限公司

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  キヤノンは1937年の創業以来、一貫して世界に通用する一流製品の創造を努力目標に掲げ、事業の多角化とグローバル化を積極的に推進してきました。現在、キヤノンは全世界で光学を中心としたコンシューマ製品、オフィス用製品及び産業機器などの分野において大きな影響力を発揮し、北南米、ヨーロッパ、オセアニア、アジア及び日本に地域統括会社を設け、グローバルな多角経営戦略を展開しています。キヤノンの企業理念は「共生」です。世界で親しまれ、尊敬される、真のエクセレントカンパニーを目指し、1996年にスタートさせた「グローバル優良企業グループ構想」を基に、「全体最適」と「利益優先」を特徴とする意識改革と経営改革を実施しました。また、2010年にはキヤノングループの売上高は457.64億ドルに達しました。現在、世界各地に点在する連結子会社は277社、従業員数は198,307人に上ります。

 

  キヤノンの中国事業は1970年代末にスタートし、初期の技術提携から独資による工場建設を経て、販売会社を設立し、多くの経営モデルを模索してきました。現在、中国市場はキヤノンのグローバル業務の成長を引っ張るエンジンとなっています。

 

   1997年3月、キヤノン(中国)有限公司を設立しました。キヤノン(中国)有限公司は、キヤノンが全額出資している子会社で、キヤノンの中国市場における販売業務を担っています。15年間の努力により、現在キヤノン(中国)は、華北、華東、華南、華西の4大地域本部を中心に、21ヵ所の常設機関と13ヵ所のクイックリペアセンターと8ヵ所のクイックサービスステーションからなる全国販売サービス網を構築し、業務はコンシューマ製品、オフィス用製品、産業機器の三大分野をカバーしています。このほか、キヤノン(中国)有限公司は、キヤノンの「共生」の企業理念を受け継ぎ、最先端の映像技術を活かして、「映像公益」の推進に努め、環境保護、教育啓蒙、文化伝承、人道的援助などの面で新たな社会公益活動を打ち出しています。

 

   キヤノン大連弁公設備有限公司は、1989年9月に設立された日本キヤノンが中国で建設した最初の工場であり、現在従業員数は7000人余りに上り、主にコピー機やプリンターなどのオフィス設備専用トナーカートリッジやレーザープリンターユニットを生産し、使い終わったトナーカートリッジの回収再利用を行っています。会社は設立以来、十回増資を行い、投資総額は4億ドル近くになります。多数回に渡り大連及び遼寧省外商投資企業輸出、外貨獲得上位10社に名を連ね、大連市納税番付トップ50に入っています。キヤノン大連は設立当初より、世界で最も早いトナーカートリッジのリサイクル基地として使い終わったトナーカートリッジの回収再利用を行い、循環経済の生産モデルを徹底し、実現してきました。

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