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サービスアウトソーシング、中国の開放型経済の大きな見所に
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中国商務部の銭克明副部長は先般、2019世界サービスアウトソーシング大会並びに第3回中国サービス貿易革新発展武漢サミットにて、「サービスアウトソーシングは現在、中国の開放型経済の大きな見所になっている。これは開放型経済の中身が絶えず豊富になり、発展水準が絶えず高まっていることの現れだ」と述べた。
中国のサービスアウトソーシングの規模は昨年、高い成長率を維持した。オフショアサービスアウトソーシング契約額は1203億8000万ドル、実行額は886億5000万ドルにのぼった。事業構造の改善が続き、知識プロセスアウトソーシング事業の割合が37%となった。「一帯一路」沿線国から請け負うサービスアウトソーシング実行額は、オフショアサービスアウトソーシングのうち19%を占めた。
海関(税関)総署の孫毅彪元副署長は、サービス貿易の革新発展の積極的な推進及びサービスアウトソーシングの推進は中国の全面的な対外開放における新たな経済成長源であり、経済グローバル化、投資及び貿易自由化・円滑化の新たな発展の流れにも順応すると述べた。
商務部研究院の曲維璽副院長は「サービスアウトソーシングは経済グローバル化のプロセスにおける経済法則によるもので、サービスグローバル化が深化を続けるための新たな動力、鮮明な特徴になっている。サービスアウトソーシングは情報技術分野から発展し、デジタルテクノロジーの革新発展を促進する力強いブースターになっている。デジタル化とスマート化が推進する経済・社会の変革には、サービスアウトソーシングの力強い支えが不可欠だ。デジタルの産業化と産業のデジタル化は、サービスアウトソーシングの発展の動力を速やかに引き出している」と指摘した。
サミットで同日発表された「中国アウトソーシングブランド発展報告2019」は、中国のデジタル経済の大発展は国内外のデジタル化・専業化サービスサプライヤーに向け幅広い空間を生み出しており、サービスアウトソーシングの今後の発展に期待できるとした。
(チャイナネット)